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最終更新:2026年10月2日
この記事の結論(Summary)
- SUUMOに英語版はありません(2026年8月時点)。日本の大手の物件サイトは、どれも日本語だけです。
- だから探し方は3つしかありません。日本語のサイトを読む/不動産屋に行く/外国人向けのサービスを使う。
- 日本語のサイトは、7つの言葉だけ分かれば読めます。全部を訳す必要はありません。
- いちばん多い失敗は、部屋を決めてから初期費用の総額を知ること。家賃4〜7か月分が最初に要ります。
- 来日直後で日本語に不安があるなら、多言語対応のサービスから始めて、日本語が伸びてから普通の賃貸に移るのが現実的です。
これが分かると、「英語のサイトを探す」時間が消えて、今日のうちに日本語のサイトで候補を3つ出せます。初期費用の総額も、部屋を決める前に分かります。
「物件(ぶっけん / bukken / a property listing)」とは、貸し出されている部屋そのものと、その条件をまとめた情報のことです。日本では「賃貸(ちんたい / chintai / renting)」の部屋を、物件サイトか不動産屋(ふどうさんや / fudosan-ya / property agency)で探します。
「部屋を探したいけれど、日本のサイトが読めない」——これは来日した人がほぼ全員ぶつかる壁です。この記事はどこで探すかだけを扱います。契約のしくみや初期費用の内訳は日本の賃貸契約のしくみにまとめてあります。
SUUMOに英語版はありますか?
ありません。SUUMOの英語ページを探しても存在せず(suumo.jp/en/ は開きません・2026年8月時点)、LIFULL HOME’Sなど他の大手も、物件の検索は日本語だけです(外国語で相談できる店を探すページは、不動産屋の章で紹介します)。「英語版を探す」ことに時間を使わないでください。ここが分かるだけで、次の一歩が決まります。

選ぶ基準は「いま自分にどれだけ日本語があるか」と「いくら用意できるか」の2つだけです。理想の部屋から考えると迷います。
日本語のサイトは、7つの言葉だけ分かれば読めます
物件情報のページは長く見えますが、お金と条件を決めているのは7行だけです。翻訳アプリで全部を訳そうとすると、かえって読めなくなります。この7つを覚えてください。

とくに大事なのが「礼金(れいきん)」です。これは大家さんへのお礼で、出ていくときに戻ってきません。(国土交通省「部屋探しのガイドブック」(日本語版))敷金(しききん)は預けるお金なので一部は戻りますが(e-Gov法令検索「民法」第622条の2(敷金))、礼金は最初から消えるお金です。同じ「1ヶ月」でも意味がまったく違います。
もうひとつが管理費(かんりひ)。家賃82,000円の部屋でも、管理費5,000円なら毎月87,000円払います。検索するときは「家賃+管理費」で考えてください。
不動産屋に行くと何が起きますか?
日本では、駅前の不動産屋に飛び込みで入るのが普通のやり方です。予約は要りません。希望(エリア・家賃の上限・入居したい時期)を伝えると、その場で物件を出してくれて、気に入れば車で内見に連れて行ってくれます。
ただし会話は日本語です。そして外国人向けの説明に慣れていない店もあります。
日本語で話せる自信がないなら、飛び込む前に、自分の言葉で相談できる店を探してください。物件サイトのLIFULL HOME’Sには、FRIENDLY DOOR(フレンドリードア)という、外国語で相談できる不動産会社を都道府県ごとに探せるページがあります。対応する言語は英語・中国語・ベトナム語・韓国語・ポルトガル語の5つで、ページ自体もその言語で読めます。運営会社によれば、外国籍を理由に入居を断らない物件の一覧や、LINEで相談できるサポートデスクもあります(LIFULLの発表・2026年6月)。物件そのものの情報は日本語なので、上の7つの言葉は、ここでも役に立ちます。
どの店に行くにしても、次の3つを紙かスマホのメモに書いていってください。日本語で書ければ最強ですが、数字だけでも通じます。
- 予算:「家賃+管理費で8万円まで」のように上限を1つ
- エリア:学校や職場の最寄り駅の名前、または「〇〇駅まで30分以内」
- 入居時期:「9月中」など。急ぎかどうかで出てくる物件が変わります
その場で契約しないでください。「持ち帰って考えます」と言えば済みます。初期費用の見積もりを紙でもらい、内訳を確認してからで遅くありません。

お金の話:部屋を決める前に総額を知る
家賃1か月分ほどのお金を用意して、部屋を見に行く。あなたの国では、それで鍵を受け取れるのかもしれません。日本の賃貸では、入居の前に、その何倍ものお金をまとめて求められます。
いちばん多い失敗が、部屋を決めてから初期費用の総額を知ることです。日本の賃貸は、入居のときに家賃の4〜7か月分がまとめて必要になります(国土交通省「部屋探しのガイドブック」の目安)。家賃8万2千円の部屋なら、約33万〜57万円です。

内訳と、減らす方法は賃貸契約のしくみの記事に書きました。探し始める前に、そこだけ先に読んでおくと選ぶ基準が変わります。
日本語に自信がないなら——多言語で対応してくれる住まい
来日直後に「日本語のサイトを読み、日本語で不動産屋と話し、40万円を用意する」のは、正直かなり厳しいです。順番を変えたほうが早いことがあります。最初は多言語対応の住まいに入り、日本語が伸びて口座やクレジットカードが揃ってから、普通の賃貸に移るという順番です。

日本語なしで探せる住まい:クロスハウス
東京のシェアハウス・家具家電付き賃貸を運営している会社です。ネパール語・シンハラ語を含む多言語でサポートを受けられます。敷金・礼金・仲介手数料が0円で、保証人も不要です。
- 家賃はシェアハウスで24,800円から(公式・2026年8月確認)
- 家具・家電つきなので、到着したその日から住めます
- 最短1か月から。合わなければ移れます
- 注意:宣伝で見る「初期費用3万円」は総額ではありません。これとは別に初月の家賃などがかかります
シェアハウス全体の向き不向き(静かに一人で過ごしたい人には合いません)は、シェアハウスの記事で正直に書いています。合わない人もいる、というところまで読んでから決めてください。
物件サイトの英語対応の有無は2026年8月20日時点で各サイトを実際に開いて確認したものです。参考(公式):国土交通省「部屋探しのガイドブック」(日本語版)/e-Gov法令検索「民法」第622条の2(敷金)/国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」/LIFULL HOME’S「FRIENDLY DOOR」外国語で相談できる不動産会社/株式会社LIFULL「FRIENDLY DOOR参画7,000店舗突破」(2026年6月16日)(2026年9月26日確認。FRIENDLY DOORは10月2日確認)
よくある質問(FAQ)
Q. SUUMOに英語版はありますか?
ありません。2026年8月時点で、SUUMOの英語ページは存在しません。LIFULL HOME’Sなど他の大手の物件サイトも、物件の検索は日本語だけです。英語で探すなら、外国人向けの不動産情報サイトか、多言語対応の運営会社を使うことになります。
Q. 翻訳アプリで日本語のサイトを読めますか?
読めます。ただし全部を訳そうとすると時間がかかります。賃料・管理費・敷金・礼金・間取り・築年数・保証会社の7つだけ覚えれば、条件の比較はできます。
Q. 不動産屋は予約が必要ですか?
不要です。営業時間内に入って希望を伝えれば、その場で物件を見せてくれます。ただし会話は日本語です。予算・エリア・入居時期の3つをメモにして持っていってください。
Q. 日本語が話せなくても部屋を借りられますか?
借りられます。多言語対応の運営会社や、外国人の受け入れに慣れた不動産屋があります。英語・中国語・ベトナム語・韓国語・ポルトガル語なら、LIFULL HOME’Sの「FRIENDLY DOOR」で、その言葉で相談できる不動産会社を都道府県ごとに探せます。ただし普通の賃貸は初期費用が家賃4〜7か月分かかるので、来日直後はシェアハウスなど初期費用の低い住まいから始める人が多いです。
Q. 礼金と敷金の違いは何ですか?
敷金は預けるお金で、部屋を壊していなければ一部が戻ります。礼金は大家さんへのお礼なので戻りません。同じ「家賃1ヶ月分」でも、戻るお金と戻らないお金です。
まとめ
- SUUMOに英語版は無い。探し方は日本語サイト/不動産屋/外国人向けサービスの3つ
- 日本語のサイトは7つの言葉だけ分かれば読める
- 礼金は戻らない。管理費は毎月かかる——この2つを間違えない
- 普通の賃貸は家賃4〜7か月分が最初に要る。決める前に総額を知る
- 日本語がまだなら多言語対応の住まいから始めて、あとで移るのが現実的
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