日本語学校の選び方2026|まず認定校かを確認する・見るべき4つの数字

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日本語学校の選び方の図解 2024年4月に始まった認定制度と2029年4月の期限 守る力
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最終更新:2026年8月20日

この記事の結論(Summary)

  • 他の何より先に、その学校が「認定」を受けているかを確認してください。2024年4月に新しい認定制度が始まり、学校は2029年4月までに認定を取る必要があります。
  • いま募集している学校が、認定校とは限りません。文部科学省が一覧を公開しています。そこで名前を探してください。
  • 認定は形式ではありません。ある回では100機関の申請のうち認定は32機関で、残りの多くは審査の前に申請を取り下げています。
  • そのうえで学校を分けるのはクラスの人数・進路の実績・国籍の割合・1年の総額の4つです。
  • 誰も警告しないのが国籍の割合です。クラスの半分が同じ言葉を話すなら、あなたはその言葉を話します。そして払ったお金より少ない日本語で卒業します。

「認定日本語教育機関(にんてい にほんご きょういく きかん / nintei nihongo kyoiku kikan / accredited Japanese language institution)」とは、国が教育の水準を確認した日本語学校のことです。2024年4月に始まった新しい制度で、それまでの「法務省告示校」から移行が進んでいます。

どの学校も「うちが一番」と書きます。学校のサイトは広告ですし、「おすすめ10校」のようなページの多くは、あなたが入学すると学校からお金を受け取る留学エージェントが書いています。この記事は、どこがいい学校かを決めません。あなた自身が判断できる確認の仕方を書きます。

まず確認すること:その学校は認定を受けていますか?

2024年4月、日本は日本語学校の認め方を変えました。新しい資格が「認定日本語教育機関」です。それまでの制度で運営していた学校には5年間の移行期間があり、期限は2029年4月です。

日本語学校の認定制度の移行を示した図解。2024年4月に認定制度が始まり、2029年4月が移行期間の終わり。いま2026年は移行の途中。認定日本語教育機関は国が水準を確認した学校で、文部科学省が一覧を公開している。まだ認定を取っていない学校は、期限までに取れなければ留学生を受け入れられず、在学中に無くなる可能性がある。いま募集している学校でも認定を取っているとは限らない。

いまは、その移行の真ん中です。認定を取っていない学校でも、募集をして、あなたの申し込みを受けて、お金を受け取ることができます。そして期限までに認定が取れなければ、その学校は留学生を受け入れられなくなります。あなたが在学している最中に、それが起きる可能性があります。

この認定は簡単に通るものではありません。直近のある回では、100機関が申請して認定は32機関、不認定が2機関、継続審査が13機関、そして53機関が審査の前に申請を取り下げました。過半数が、判定される前に降りたということです。

やること:文部科学省が認定の結果を公開しています。その一覧を開いて、学校名で探してください。無ければ、学校に直接「いつ認定を取る予定ですか」と聞いてください。この質問にはっきり答えられない学校は、それ自体が答えです。

次に見る4つ:学校のサイトに書いてあるはずの数字

認定を確認したら、あとは地味で測れることだけが残ります。どれも学校のサイトか、メール1通で分かるはずのものです。分からなければ、それが答えです。

日本語学校のサイトで確認する5つの数字。1つ目は認定を受けているかで、これが最優先。2つ目は1クラスの人数で、20人を超えると話す時間が減る。3つ目は進学・就職の実績で、人数だけでなく何人中かを見る。4つ目は国籍の割合で、母語話者が多すぎると日本語を使わなくなる。5つ目は1年の総額で、学費だけでなく入学金・教材費・寮費こみで比べる。

クラスの人数——あなたが話す時間が決まります

15人のクラスと30人のクラスは、値段はだいたい同じで、中身は別物です。45分の授業で30人なら、1人あたり話す時間は1分半ほど。あなたが払っているのは教室にいる時間ではなく、口を開いている時間です。

進路の実績——「何人中」を必ず聞く

学校は卒業生の進学先を並べます。母数がなければ、この一覧に意味はありません。「20人が有名大学へ」は、40人の学校なら見事ですが、400人の学校なら寂しい数字です。去年は何人が卒業して、そのうち何人がどこへ行きましたか——この聞き方をしてください。

国籍の割合——誰も警告してくれないところ

クラスに同じ言葉を話す人が多ければ、あなたはその言葉を話します。意志が弱いからではありません。人はそうするものです。そして2年後、母国の友達と2年間しゃべっていた人の日本語で卒業します。

1年分の学費が無駄になる、いちばんよくある形がこれです。そして学校の側からこの話を持ち出すことはありません。国籍の内訳を聞いてください。本当に混ざっている学校なら、喜んで教えてくれます。

1年の総額——学費ではなく総額で比べる

広告に出ているのは学費です。あなたが実際に払うのは、そこに入学金・教材費・施設費・保険・多くの場合は寮費が乗った金額です。2校を比べる前に、1年目の総額を書面でもらってください。現実的な金額は日本語学校の費用の記事にまとめています。

場所——東京が自動的に良いわけではありません

東京は学校が最も多く、アルバイトも最も多く、家賃も最も高い場所です。大阪・福岡・名古屋は学校の数こそ少ないものの、生活費がはっきり安く、アルバイトの上限は週28時間でどこに住んでも同じです。つまり生活費が安い街のほうが、稼いだお金が手元に残ります。

正直な引き換えも書きます。大きい街には何でも多く、あなたと同じ言葉を話す人も多いのです。目的が日本語なら、小さい街のほうが有利に働くことがあります。

留学エージェントは使うべきですか?

悪いものではありません。ただ、お金の流れを知っておいてください。エージェントは、あなたが入学したときに学校から報酬を受け取ります。だから「おすすめの学校」の一覧は、報酬を払う学校の一覧です。助言が間違っているという意味ではありません。その順番が中立ではない、という意味です。

書類、翻訳、締切の管理——エージェントが本当に得意なところは使ってください。認定の確認だけは自分でやってください。5分で済みますし、他の誰にもそれをする理由がありません。

申し込む前に

学校を決めたら、在留資格認定証明書(COE)は学校が代理で申請します。審査は1〜3か月です。落ちる理由は学校選びより「お金の出どころ」が多いので、その章は早めに読んでおいてください。

認定制度の日付と件数は2026年8月20日時点で確認したものです。この記事は制度の説明であり、特定の学校を推薦するものではありません。参考(公式):文部科学省「認定日本語教育機関の認定結果」

よくある質問(FAQ)

Q. 学校が認定を受けているか、どう確認しますか?

文部科学省が認定の結果と機関の一覧を公開しています。そこで学校名を探してください。無ければ学校に「いつ認定を取る予定ですか」と直接聞いてください。期限は2029年4月です。

Q. 学費が高い学校のほうが良いですか?

そうとは限りません。値段の差は主に場所と設備です。日本語が伸びるかを決めるのはクラスの人数・国籍の割合・自分が話す量で、どれも値段では動きません。

Q. 日本語を学ぶなら東京がいちばんですか?

学校もアルバイトも最も多い代わりに、家賃も高く、どの言語のコミュニティも大きいです。毎日日本語を話すことが目的なら、小さい街のほうが合うこともあります。

Q. 留学エージェントは使ったほうがいいですか?

エージェントは、あなたが入学したときに学校から報酬を受け取ります。だからおすすめの順番は中立ではありません。書類や締切の管理では本当に役に立ちます。認定の確認だけは自分でしてください。

Q. 在学中に学校が認定を取れなかったらどうなりますか?

だからこそ申し込む前の確認が大事です。留学生を受け入れられない学校は在留資格の受け皿になれないので、転校が必要になります。すでに認定を受けている学校を選べば、この心配はありません。

まとめ

  • まず認定。制度は2024年4月に始まり、期限は2029年4月
  • いま募集している学校が認定校とは限らない。文科省の一覧で自分で確認する
  • ある回では100機関のうち53機関が審査の前に取り下げた
  • 次にクラスの人数・進路の実績(何人中)・国籍の割合・1年の総額
  • 同じ言葉を話す人が多いクラスが、1年分の学費を無駄にする一番よくある形

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